はじめに
今回も英語学習者向けにおすすめの英語字幕付きYouTube動画をご紹介いたします!
もし前回の記事が気になる場合は下記のリンクからご覧ください。
今回の動画テーマ:「適切な難易度の洋書の見つけ方」
第7回目となる今回は適切なレベルの洋書を選ぶ方法についての動画をご紹介します。
皆さんは洋書を読んだ経験はありますでしょうか?
洋書を読むメリットとしては、生の英語に触れられる、英語を大量に読むことで読解スピードを向上させることができる、洋書そのもののコンテンツを学べる/楽しめる、などが挙げられるかと思います。
利点がたくさんある学習法ではあるのですが欠点としては、単語がわからないと本当にしんどいという点です。
実際の本で1~2文程度理解できなかった部分があったとしても全体の内容を大まかに理解することは可能ですが、3つ4つと分からないセンテンスが続くときのストレスはなかなかのものかと思います。
そういった場合、最終的には頭で何も理解せずに英語の文を目で追うだけという状態になっていまいがちです。
しかし、せっかく買ったのだからという思いに引きずられ、意味の分からないページを眺めてはめくってと繰り返してしまうのもまたあるあるだと思います。(私もこれまでいくつもの洋書を理解できずに結局は寝かせてきました…)
そのため、読み物を購入するときは自分のレベルに適しているのかを判断することが重要になるかと思います。
さて、今回の動画はレベル違いの洋書を選ぶ前に基準を設けて、適切なレベルを選んでみようという趣旨の動画です。
今回紹介する動画は育児のための動画なのですが、これを私たちの英語学習に取り入れるということも可能かと思いますので、是非とも参考にしてみてください。
動画のリンク紹介
今回紹介するReading Eggsチャンネルの「How to Choose the Perfect Books with The Five Finger Rule | Reading Eggs | (FREE Trial)」という動画です。
字幕も動画内に付けてくれているのでありがたいですね!
URL:https://youtu.be/UuOs31Bk0s4?si=oV3PLY2zZB14r_jM
もし動画内容を理解できる自信がない/理解できなかった場合には…
今回の動画の内容理解にハードルを感じている方向けに、動画内で使用されている難しい単語について、当ブログで英単語リストを作ってみました。
動画に使われている英単語を覚えたい、英単語を覚えてから動画に挑戦したいという方はまず本記事の下の欄にある単語リストをチェックしてみてください。
当記事はこんな人におすすめ
✓ 洋書をこれから読んでいきたい人
✓ 洋書の選び方に興味がある人
✓ 事前に英単語を把握して、youtubeで多読・多聴したい人
動画の要点:「適切な洋書を見つけるには知らない単語を数えよう」
今回の内容は前述したとおり適切なレベルの洋書を選ぶ方法についてです。
具体的には、ランダムで開いたページ上に知らない単語がいくつあるかをカウントし、1単語以下なら簡単すぎる、4単語以上なら難しすぎると判断するというやり方です。
簡単すぎても難しすぎてもダメというわけですね。
なお、本動画は幼児に本を選んでもらうという趣旨の動画なので、ある程度は洋書を選ぶ際の単語数の基準を変えても問題ないとは思います。
一般的な小説は、幼児用の本に比べて1ページに載っている単語数が多いですから、3単語、4単語まで許容するというように調節しても良いかもしれません。(自分も昔洋書を読んだ際に見知らぬ単語が1ページに3単語程度出てきましたが、その程度であれば問題なく楽しむことができました。)
とはいえ、難易度の上げすぎには注意です。1ページにつき平均2単語見知らぬ単語が出てくるだけでも、200ページの小説ならば、単純計算で400単語も知らない単語が登場することになります。
そのため、無理せず今回の動画の基準に沿って読む本を選定するという選択も十分ありだと思います。
難易度
個人的には簡単と感じるレベルです。
そもそも1分程度の短い動画なので、一発で全て理解できたという方も多くいらっしゃるかもしれません。
ただ話し手が話すスピードはやや速い気もするので、そういった方は動画スピードをゆっくりにして挑戦するのも良いかと思います。(速度の調整方法は下記の記事をご参照ください)
なお、単語面の理解ができず本動画の内容を理解できなかった方向けに、本動画で登場する単語リストを作成してみました。参考にしてみてください。
重要単語
本動画を見る際に知っておいた方が理解しやすいと思われる単語をピックアップしてみました。
もし知らない単語が多いなと感じた方はまず初めに下記の単語を軽く暗記してから視聴してみることをおすすめいたします。
「How to Choose the Perfect Books with The Five Finger Rule | Reading Eggs | (FREE Trial)」 重要単語19単語
英単語 | 日本語訳 |
just right | ちょうどいい |
nurture | 育てる、育成する |
make sure | 確かめる、確認する |
on one’s own | 自力で、独力で |
be suitable for~ | ~に適している、~に向いている |
frustration | 欲求不満、イライラする気持ち、失望、落胆 |
check if~ | ~かどうかを確認する |
turn to a random page | ランダムなページを開く |
hold up a finger | 指を立てる |
keep in mind~ | ~を覚えておく、~を留意する |
guideline | ガイドライン、指針 |
have one’s heart set on~ | ~に心を決めている、ぜひ~したいと思っている |
have a go | やってみる、挑戦してみる |
get stuck on | (困難等に)行き詰る、引っかかる |
tricky | 難しい、ややこしい |
praise | ~を誉める、賞賛する |
make an effort | 努力する |
whether A or B | AであろうとBであろうと |
maintain | 維持する、保つ |
まとめ
以上、動画紹介&英単語まとめでした。
皆さんはスムーズに理解できたでしょうか?
今回は動画も短く、単語数も少なめなので、最初は理解できなかったという方もまずは単語を覚えてみてから再チャレンジしてみてください。
また、この短さであれば気軽にシャドーイング等の訓練にも使えると思うので、もしよければ挑戦してみるのも良いと思います。
もっと簡単に自分のレベルにあった洋書を見つけたい方へ
最後に、洋書にチャレンジしてみたいけど、最初は簡単な洋書を選びたいという方におすすめのシリーズがあるので、紹介させてください。
下記はLADDER SERIESというシリーズの一つです。LADDER SERIESは表紙部分にレベル1~5の表示があり、レベルごとに使われる語彙の制限を設けているのが特徴です。つまり、一度このLADDER SERIESから自分に合ったレベルを見つければ、同レベル帯の本を探すだけでまた新しい多読材料に簡単にたどり着けるというわけです!
実際、一般的な洋書で自分のレベルに合った本を見つけるというのは意外と難しいので、買っても放置してしまいお金を無駄にしてしまったという話もよく聞きます。特に洋書経験のない方はまずはこのLADDER SERIESで訓練してみるというのも良いと思います。割と品ぞろえの数が多いのもうれしいポイントですね。
ちなみに、レベル分けとしては下記のようなレベルで分かれているそうです。
LEVEL 1:TOEIC®テスト 300〜400点、英検 4級
LEVEL 2:TOEIC®テスト 400〜500点、英検 3級
LEVEL 3:TOEIC®テスト 500〜600点、英検 準2級
LEVEL 4:TOEIC®テスト 600〜700点、英検 2級
LEVEL 5:TOEIC®テスト 700点以上、英検 英検準1級以上
参考までに、下の商品がLEVEL 3の商品で、その下がLEVEL 4の商品です。表紙の左側に書かれている数字がその本のレベルとなりますので、そちらを見て選んでみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。