今回もyoutube動画を使って多読多聴をしたい/英語学習をしたいという方向けにおすすめの英語字幕付き動画をご紹介し、動画内で使われている英単語のリストを共有いたします

英語字幕付きのyoutube動画は無料で読めますし、しかも音声まで付いているので、実は多読や多聴を行いたい英語学習者にとっては優れた学習教材となる可能性があります。

当ブログでは多読をしたい方向けに英語字幕がついたyoutube動画を紹介し、学習用の英単語リストをまとめた記事を多数公開しております。

もし前回の記事が気になる場合は下記のリンクからご覧ください。

今回の動画の概要

第16回目となる今回は人間の脳に関する動画をご紹介いたします

内容としては、人間の脳に関してよく起こる誤解を神経科医が訂正していくというものです。

外国の動画ではありますが、日本でも同じような噂を聞いたことあるなぁというような話がバッサリと否定されていきます(笑)

意外と日本でも外国でも似たようなデマが流れているようですね…。

全部で11個の嘘を暴いていくのですが、皆さんはどの程度真実をご存知でしたでしょうか?

ぜひ聞いてみてください。

今回紹介する字幕付き動画のリンク紹介

今回紹介するInsider Scienceチャンネルの「Neurologists Debunk 11 Brain Myths | Debunked | Science Insider」という動画です。

URL:https://youtu.be/eDQquPtqMZs?si=QG_dTW3fY23ttv4V

もし動画に登場する英単語の意味を理解できなかった場合には…

今回の動画の内容理解にハードルを感じている方向けに、動画内で使用されている難しい単語について、当ブログで英単語リストを作ってみました。

多読するには難易度が高いなと感じた方、又は英単語を覚えてからスムーズに多読したいという方はぜひ単語リストをチェックしてみてください。

多読・多聴の難易度

個人的にはやや難しいと感じるレベルです。

今回難しいと思われるポイントは、専門的な単語が多く登場するという点かと思います。

例えば、前頭葉(frontal lobe)、脳幹(brainstem)等の脳に関する単語であったり、脳卒中(stroke)認知症(dementia)等の病気に関する単語が登場します。

加えてかなり話すスピードも速いので、字幕ありでも初見できちんと最後まで理解できたらなかなかの英語力なのではないでしょうか。

とはいえ、単語さえきちんと押さえておけばある程度は理解ができるようになると思います。単語が原因で理解ができなかったという方は、下の単語リストで知らなかった単語を覚えて再挑戦してみてください!

また、早口で聞き取れなかった、または文章を読みなれてなくて一発で理解ができなかったという方は一時停止や速度調節機能を駆使して練習してみましょう。(音声速度調整のやり方は下記リンク参照)

重要単語リスト(英語字幕での登場順)

本動画を見る際に知っておいた方が理解しやすいと思われる単語をピックアップしてみました。

もし知らない単語が多いなと感じた方はまず初めに下記の単語を軽く暗記してから視聴してみることをおすすめいたします。

英単語リスト

「「Neurologists Debunk 11 Brain Myths | Debunked | Science Insider」 重要単語65単語
英単語日本語訳
stroke脳卒中
neurology神経学
debunk誤りを暴く、嘘を証明する
myth神話、虚構、虚像
non-cognitive認識と関連しない
cognitively認知的に
lay out説明する、明確に述べる
take ~ into account~を考慮に入れる
savant学識豊富な人、学者
prodigy神童、奇才、天才
aptitude才能、能力
a bunch of~たくさんの~
come up with(アイデア等を)思いつく
versus~に対して、~に対比して
frontal lobe前頭葉
parietal lobe頭頂葉
sensory cortex感覚皮質
occipital lobe後頭葉
temporal lobe側頭葉
comprehension理解力
brainstem脳幹
lizardトカゲ
primitive原始の、太古の
arousal覚醒、目覚め
respiration呼吸
cerebellum小脳
rot~を堕落させる、腐らせる
literature文献、資料
riddleなぞなぞ、難問、難題
surgery外科
quote見積もる、引用する
red flag(危険信号としての)赤旗
semantic意味論の、意味の、語義の
pathological病理学の、病気の
dementia認知症
cardiovascularly心臓血管に関連して
neurologist神経学者
hemispheric半球の
dominance優勢、優越、支配的立場
inherently本質的に、元々
diabetes糖尿病
blood clot血栓、血の塊、凝血
bleed出血
mnemonic記憶を助ける短い語句、覚え方
droop垂下、垂れること
slurred speech不明瞭な発音、ろれつが回らないこと
misconception誤解、思い違い
aneurysm動脈瘤
get screened検査を受ける
mercury水銀
mediterranean地中海の
hypertension高血圧、過度の緊張
hallucination幻覚症状、幻覚、幻影
schizophrenia統合失調症
vice versa〈ラテン語〉逆に、逆もまた同様
neurosurgeon神経外科
at birth生まれたときに、出生時に
robust強固な、しっかりとした、頑丈な、頑強な
epilepsyてんかん
freak out興奮する、異常に反応する
lifelong一生の、生涯にわたる
unprovoked誘発されていない(のに起こった)、挑発されていない(のに起こった)
abnormality異常なもの、異常な状態
diagnosis診断、診断結果

単語リストの一部をちょっと解説

①”take ~ into account”について

”take ~ into account”「~を考慮に入れる」という熟語はTOEICでも頻出です。せっかくなので、例文をいくつか紹介しておきます。この機会に暗記してしまいましょう!

(例文1)When planning the trip, we need to take the weather into account.

(訳1)旅行を計画する際には、天候を考慮に入れる必要があります。

(例文2)The judge took his age into account when deciding the sentence.

(訳2)判事は判決を下す際に彼の年齢を考慮に入れました

②”get screened”について

“get screened”という熟語は、病気などの早期発見のために「検査を受ける」といったニュアンスの熟語です。

“get screened for 病気名”という形で「病気の検査を受ける」というようにも使えます。

こちらも例文をいくつか紹介しますので、使い方に慣れておきましょう。

(例文1)She went to the clinic to get screened for cervical cancer.

(訳1)彼女は子宮頸がんの検査を受けるためにクリニックに行きました。

(例文2)Doctors recommend that people over 50 get screened for colon cancer regularly.

(訳2)医師たちは、50歳以上の人が定期的に大腸がんの検査を受けることを推奨しています。

③”vice versa”について

”vice versa”は「逆もまた同様」という意味を示し、ある物事について双方向にあてはまることを示したいときに使用されます。

元がラテン語だからか、個人的には大学受験やTOEICで遭遇したことはありません(たまたま遭遇していないだけの可能性もありますが…)。

ただ、社会人になっていろいろな英語に触れてみると意外と見かけることもあるという印象です。初めて見た方にとってはとっつきにくい表現だと思うので、こちらも例文を紹介しておきます。

(例文1)She helps me with my homework, and vice versa.

(訳1)彼女は私の宿題を手伝ってくれ、私も逆に彼女を手伝います

(例文2)Dogs often understand human emotions, and vice versa.

(訳2)犬はしばしば人間の感情を理解し、逆に人間も犬の感情を理解します

以上、動画紹介&英単語まとめでした。

脳卒中だったり糖尿病だったりといった病気名も日本語としては日常生活でたまに聞く単語かと思います。英語にすると途端に小難しく感じるかもしれませんが、やはり意外と洋書や英字新聞、洋画などを見てみるとたまに登場することがあるので、覚えておいて損はないかと思います。

ぜひ動画を何度も見ながら、多読多聴をしつつ、これらの単語を覚えてしまいましょう!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。